高血圧の予防

父親が高血圧だったからでしょうか、かなり以前から、血圧の測定器が手放せません。


かかりつけの医者からも、高血圧の予防には食生活の改善とともに、適度な運動を行なうようしつこく言われ続けています。
継続的に運動することによって、心肺機能が高まるために、血液の循環がたいへん良くなって血圧が下がります。
高血圧の人には、酸素を取り込まない無酸素運動より、酸素を十分体内に取り込みながら行なう有酸素運動のほうが適しています。
有酸素運動で、最も手軽にできて簡単なのがウォーキングです。ウォーキングに適した靴があれば他には専用の道具が要らず、いつでも、どこでもできて、運動するのが苦手な人でも心配することはありません。
歩くコースがいつも同じ所ではなく、山コース・川コース・公園コースなどといくつか設定して、その日の調子に合わせて変えれば、飽きずに続けられます。
デジカメ片手に景色を楽しみながら、あるいは家族や友人としゃべりながらウォーキングするのも嬉しいものです。
わざわざウォーキングするためには時間がとれない人でも、外出して通勤や買物に行く時などはきっと歩いていますよね。
普段歩く時よりより少し多めに歩く、歩く速度をいつもより少し早めるなど、少し意識したウォーキングをするだけで上々のウォーキングだということになります。
もう年だからムリなどと思わず、自力で階段を上り下ろするだけでも高血圧対策としての効果があります。