リーマン・ショック、一度は聞かれたことありますよね。FXやっていなくても、経済に疎くても、当時のテレビはニュースで。
今でもまだたまに聞かれます。2008年に起きた、100年に一度の世界的な経済危機だと言われております。
大口の投資家や会社が破産や大損失を被り、小口の個人投資家も一瞬のうちのお金をなくしてしまったという為替の世界でも恐ろしい出来事でした。
リーマン・ショックからは5年以上経過していますが、あの時FXやっていなかったら、やっていたらなーなんていうかた多いのではないでしょうか。
たら・ればの世界がFXですので。
リーマン・ショック。それは、アメリカの大手証券会社である、リーマン・ブラザーズという会社が破綻してしまったことが発端です。一つの会社の破綻が世界に波及するのですから、どれだけ大きな会社だったんでしょうね!
この言葉も聞いたことありますか?
サブプライムローン。ローンですから、あのお家を買う時とかに組むローンのことです。アメリカでとても流行っていたそうです。
当時はものすごい不動産バブルだったそうです。土地や住宅の値段がどんどん上がっていくので、もしローンを組んでいる人が返済できなくなっても
家を売って返済すればいいという考えです。安易な考えのようにも思えますが、人間というものは先のことはあまり考えたくないし、悪いことは余計にそうなりますよね。売れば買った時より価格が上がっているおかげで儲かるって事もあり、買っては売りを繰りかえしていた人も多かったようです。
もちろん返済をしっかりデキる人は小高金利のおかげで貸しての利益も大きいという利点もきちんとありました。
その結果、サブプライムローンによる利益をどんどん上げる金融機関が出現したのです。
儲かった金融機関はそこから更に利益を伸ばす為にサブプライムローンを証券化して、世界中の銀行や投資家に向けて
販売しました。その当時は、いけいけどんどん!だったのでものすごく売れたそうです。何も知りませんでしたが・・・
いわゆる、「バブル」ですね。
でも、そんなバブルが永遠に続くわけなんてないんですよね。家の供給が需要を上回ると、当然価値は下がります。
なんでも、やり過ぎは良くないのです。うまく行っていた住宅売却もこのバブル崩壊でうまく回らなくなりました。
売れ残った家々もテレビでよく放送されていましたね。もともと、返済能力の低いたくさんの人達がローンを組んでいたので返済できるわけもなく、赤字が続きました。
住宅を売ろうにも買い手がいないので、安くして販売するしかない。
これまた赤字の連鎖です。ローンを組んでいた人たちは、自己破産・・・そして、もっと大損したのは、貸し手側の金融機関だったのです。なんとなく、これでつながりが見えてきて、私達にもわかるようになってきました。。。。
そしてそして??さらに、そしてサブプライムローンは証券化されて世界中に販売されていましたよね。
それを買っていた投資家や銀行が一気に資産を失ってしまうことになりました。
これも、テレビでよく解説されていましたが、サブプライムローンのわかりにくい原因が、サブプライムローン証券は、他のローン債権などを組み合わせて証券化されており、自分の保有する証券にサブプライムローン債権が含まれているか分かりにくかったんですね。
リーマン・ブラザーズは、社債なども発行していたので、それを持っている銀行も被害を受けたそうです。もう、超優良証券も紙くず同然になってしまいました。多くの銀行は破綻し、そこから融資を受けている中小の企業も悪い影響を受けたことは想像できますね。ろいうことは、会社がなくなるってことは、職をなくすってこと。もう、悪の連鎖・・・・この恐ろしい出来事がリーマン・ショックです。
多くの金融機関・投資家がお金を失い、そして破綻した会社に勤めていた人達が職を失ってしまう。
そんな恐ろしい出来事がリーマン・ショックと呼ばれるものなのです。
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