脱毛症の治療・円形脱毛症

十円ハゲとも言われる円形脱毛症。これはよく見られる皮膚病にあたります。というのも原因は自己免疫反応といって本来は傷口にバイ菌が入ってくるとかいらないものを追い出して守ろうとする身体の働きが間違えて毛包を攻撃することだと考えられているからです。他の何かの病気が円形脱毛症を引き起こすことは考えにくいのであまり心配しすぎないで！見た目には完全に髪が抜け落ちるというよりも部分的に髪の毛が短く折れた状態になっているのが特徴です。数か月でまた毛は生えてくるので落ち着いて過ごすことが大事ですが、広範囲になった場合、毛が完全に抜け落ちて生えてこないことも！円形脱毛症の場合はコルチコステロイド薬を狭い範囲であれば注射し、ミノキシジルを塗っての治療となります。広範囲の場合にはコルチコステロイド薬を服用して対応することも。
ただし、本人が無意識に毛髪をひっぱって抜いてしまうという実はハゲた状態になっていた！ということもあります。抜毛症といって主に子供に多く見られますが、大人でも自分で変えられない環境といった強いストレスにより癖になってしまっていて、周囲の人が気付きにくく診断を誤られることがあります。自分にそういった癖があるのであれば、出来るだけ信頼出来る相手にカミングアウトしてサポートしてもらいつつ、自分の状況に向き合うことが治療の一歩となります。ミュゼ　日暮里