不登校の前ぶれを見落とさなければ

家庭が抱える大きな問題の一つ、お子さんの不登校は、単なる教育問題だけでなく、社会全体の問題としてクローズアップされ、大きな反響を呼んでいます。
不登校に陥りやすい子供は、学校での行動や家庭での行動にも多くのサインとしての様子がうかがえます。
遅刻・早退が多くなったり、「先生に叱られた」と学校を嫌がったり、今までにない変化が現れた場合などは、それはお子さんから無言のうちに発せられている何らかの「サイン」ですので、いつも気をつけて見ていることが重要です。
新学年や新学期を迎える時は特に子どもに大きな負担がかかる時期ですので、注意深く見守ってあげて下さい
こうした前ぶれを見落とさなければ、不登校を未然に防ぐことができます。不登校になる前に、お子さんとじっくり話す時間を作ることが、不登校を防ぐチャンスになるのです。
不登校の兆しが出るかどうかは、先生や友達との人間関係が特に肝心です。
対人関係がスムーズでないと身体の不具合を訴えたりして、気持ちが暗くなり、学校嫌いが高じて不登校になったりするのです。
不登校が長期間にわたってしまう場合、ひきこもりへと発展する心配が出てきます。そうなると、人としゃべったり外に出歩くのが怖くなり、生活空間が自宅のみ、あるいは自室のみになることもあります。
子どもの不登校に対しては、不登校の傾向をいち早く発見して、適切な対応を図ることが大切です。

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