治ったと思っても治っていないリュウマチ

関節リュウマチのその最たる特徴と言えるのが、決して完全に治ることがないということです。普通病気にかかり、治療すると「治る」と言いますが関節リュウマチでは治るという言葉を使わずに「寛解」といいます。リュウマチは症状が治療によって治まることが合っても数年後にまた再発する病気です。早期発見と早期の適切な治療で再発に至らない患者さんもいると聞きますが、それはごくわずかですね。長くつきあって、たたかわなくてはいけない病気ということですね。一口に関節リュウマチと言ってもその症状の経過などはまたいくつかの種類に分かれるのですが、徐々に全身にリュウマチが広がったり、すっきりとした寛解がない代わりに急激な悪化はなかったり、逆に血管の炎症を伴い、全身に様々な症状が出てきて急速に悪化する重症な型もあります。関節リュウマチは早期発見と早期治療が難しい病気と言われていますが、さらに完治もしない病気です。なにかと憂鬱になるかもしれませんが明るい気持ちでたたかっていきたいですね。リュウマチってどんな病気?