SMAP紅白出場なし、ギリギリまで出演交渉するNHKにエールを贈る

アラサー、アラフォー世代にとってSMAPは特別な存在だと思う。
熱心なジャニーズファンでなくとも、一連の解散騒動に胸を痛めた人は多いだろう。

今回のSMAPの白組としての紅白出場がないという事態を、熱心なファンは意外にも冷静に受け止めている。
無理をした作り笑いを見たくない、もう十分頑張ってきたのだからお疲れ様という気持ちなのだろうか。

今回の解散騒動を別角度から見ると、芸能界の闇の一部が明るみに出たといえるだろう。
SMAPの公開謝罪を放送したことによって単なる噂や都市伝説でなく、芸能界は恐ろしい世界だと一般人に広く知られてしまった。
夢を売るアイドルが所属する事務所が、夢を壊す、なんという矛盾だろう。
解散騒動そのものは避けられないとしても、あの公開謝罪は避けられたのではないだろうか。

そしてこのまま禍根を残したイメージでソロ活動に入るよりも、最後に一度５人揃って歌ってほしいと思うのは筆者だけではないだろう。
SMAPのメンバーからすると迷惑なのかもしれない。
しかし、特定の年代層だけに支持されるアイドルから、国民全体のアイドルへと成長したSMAPへの期待はやはり大きなものだろう。
NHKがギリギリまで出演交渉を続けるという姿勢は、視聴者の声を代弁しているといえる。

筆者は朝日新聞を購読しているがSMAPの解散騒動は、読者の投書、声の欄にも掲載されていた。
改めてSMAPの存在の大きさと重みを感じる。
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