髪の毛が語る生活習慣

髪の毛は生活習慣を反映する鏡でもあります。例えば、生活が乱れていると、髪の質に影響が出てくるそうですが、嗜好まで明らかになってしまうかもしれませんよ。

遺髪が残されている歴史上の人物は生活の一部が明らかになっています。　
ベートーヴェンもその一人です。遺髪に残された金属から当時の生活の一部や健康状態が明らかになったそうです。その結果わかったことは、当時ベートーヴェンが鉛中毒の症状にあったということとのこと。ベートーヴェンは慢性的な腹痛に悩まされていて、癇癪持ちだったそうなのですが、これらの症状が鉛中毒によるものと一致するのだとか。常時鉛を接種するような生活を送っていたのでしょうか？当時はブドウのシロップを鉛の鍋で煮たものを甘味料として食していたらしく、これを好んでいたために鉛が蓄積していったのではないかと考えられています。甘いものに対する嗜好は昔から変わらず存在しているようですが、それが自分の作曲家生命を脅かすとは思わなかったでそうね。
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