小学校というのは、日本では6年生まである。
まるでオタマジャクシからカエルになるまでを見ているかのようだ。
一年生になったばかりのころはまだ赤ちゃんのようなのに、六年生になると身長170センチを超える子もいるし、ヒゲがある子までいる。
成長期の子供たちは、どんどん変化する外形に不安を抱く。
それは自然のことなのだが、心配なのはそれが発端となっていじめの入り口になることだ。
ミラセレブという女性の口元のヒゲを薄くし、はえにくするというクリームが、小学校高学年の女子を持つ親に口コミで流行っているという噂を聞いた。
ある女の子が口元の産毛を「ヒゲ」と指摘されて悩み、お母さんがカミソリで剃ってあげたところ、とてもやりづらく、本人にカミソリを持たせるのは、なおさら不安ということだったらしい。
そこで自分の使っていた、口元専用の産毛をなくすクリームを子供に塗ってあげたところ、とても効果があったようだ。
色々なところにニーズがあるものだと思った。
そして口コミの力も商品の売れ行きには必須だと感じた。
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